菜活!

プランターや土のうや水耕栽培と猫の額ほどの小さな畑で家庭菜園をしています。 あまり調べすに思いつくまま、野菜の反応をみて対応しています。

カテゴリ:水耕栽培 > 【中玉トマト】フルティカ2014

水耕フルティカ

種から育てた中玉トマト、フルティカを定植しました。去年は30リットル強の容器で栽培して十分な収穫が出来たので、今年はもっと欲張って50リットルの容器を作成しました。発泡スチロールにアルミテープを貼っただけのものです。エアレーションは対角に2箇所。養液の補充が大変そうなのでタンクから灯油ポンプで補充してみようかと。
こうやってトマトを定植すると本格的に家庭菜園のシーズンが始まったって気がしますね。

水耕フルティカ

2週間くらいでこんなにわっさわさです。1日で様相が変わっていることもあるので驚きます。

水耕フルティカ

放任してもいいんですけど、捻枝栽培もしてみたいような。とりあえず裏側に向かって生えてきた脇芽だけは取りました。
トマトはどの栽培でも好調なんですけど、ナスがプランターも水耕も大不調です。

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水耕フルティカ6月


裂果するので軒下で比較的雨が当たりにくい果房だけ残して、手前の脇芽についた花は摘んでいます。EC値は1.7くらいを目安にしているのですが、グングン下がっていきますね。足していく養液の濃度をもっと上げていかないと。
現在一日に10リットルくらい養液を消費しています。

灰色カビ病?


別のエントリーでちょっと書いたのですが、実に異常が発生していました。画像だとわかりにくいんですが、ちょっと凹んでシワができています。白いのは明らかに雹か何かが当たった傷だと思うんですが、他の実にも発生しているのでそれだけが原因ではなさそう。あとガクも枯れています。ネットで延々と調べていると灰色カビ病だと書いてあるブログがありました。ただタキイのサイトを見ても当てはまらない事も書いてあります。ゴーストスポットみたいな斑点は確認できませんした。とりあえず、異常がみられた実は摘果して様子をみているのですが、その後広がってはいないようなのでひと安心です。

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上の画像の状態から摘果も兼ねて枝を梳きました。今年は養液槽を50リットルにしたおかげで管理がだいぶ楽です。ある程度放っておいても養液切れになりません。養液槽の容量が小さい時に度々やってしまっていた養液がほぼゼロ状態(根の大部分が露出)から一気に養液を補充する(根が完全に浸る)ということもなくなったので、裂果も非常に少ないです。(この間の台風で割れまくりましたが)
味の方もアミノハウスと9号のおかげで良くなりましたし、数も採れています。
高温障害は着果不良、肥大不足などが起きていますが、同じ場所に置いてある永田農法のフルティカのように着いている実が焼けて潰れたりはしていません。ただ、2日間くらい萎えていた事があって、エアストーンの詰まりによる酸素不足だろうと思っていたんですが、他の方の記事を読むと多湿後の急激な気温上昇だったのかな?とも思えます。
トマトの水耕栽培3年目にしてある程度満足のいく成果が出そうです。あとはもうちょっと頑張ってもらって10月中頃くらいまでは収穫できるようにしたいです。

(ピンポン玉より小さく、肥大しないまま色づいていくフルティカ)
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連日38℃前後の強力猛暑が続けば、受粉不良や花自体が焼けたりして着果不良になるのは想定内だったんですけど、新芽の葉の黄化が止まらなくて対処できていません。
黄化

とりあえず、養液をリセットして放っておけば元に戻るだろうと安心しきっていたのですが戻らず、新たに出てくる芽の葉も黄化しています。
アントシアニンも?

アントシアニン

タキイ種苗のサイトに書いてある「亜硝酸過剰」の症状と酷似しています。しかし、養液をリセットしても通気性を確保するためにエアレーションを3本挿して水面がぐらんぐらん揺れるようにしても改善されません。
萎縮も葉巻もしていないので病気ではなく生理障害だとは思うんですが、調べても調べても他に合致するような症状にいきあたりません。今はとりあえず剪定して全体の2/3くらいのボリュームまで落としてみました。とりあえずこれで様子をみてみます。

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水耕フルティカ黄化

こんな感じで黄化していてなかなか回復しなかった水耕フルティカですが、
水耕フルティカ新芽正常

無事正常な新芽が出てくるようになりました。窒素欠乏時の黄化のように黄化した葉の色が通常の緑に戻ると思い込んでいたのですが黄化したままのものもあり、やや戻ったものもあり、という感じです。

原因がイマイチ特定できなかったんですが、なんとなく検討はついていたわけでそれが確定的になったのが、ミニトマトの小桃が酸欠死した後から育てている脇芽アマルフィの誘惑に同じ症状が出たからです。大塚ハウス9号(リン酸とカリウム)の添加。たぶん。フルティカの件が頭にあって「原因は9号かも」と思っていたので、アマルフィには本当に少しずつSA処方に加えていたんですけどそれでも過剰という事のようです。ぜいたくトマトやメロンなんかには多めに添加しても問題がなかった(ように見えた)のでフルティカにも同じように与えていたんですが、ほとんど吸えずに?暑さで水の吸い上げが激しくなってさらに濃縮されて??
リン酸過剰だのカリ過剰だのの症状を調べていたら”最高収量をめざして”というブログ様に辿り着き、その中のエントリーの「要素の相互作用」の図に目が止まりました。リン酸がカリを抑制したり、カリウムがカルシウムと拮抗したり、ホウ素を抑制したりとわかりやすく図解されています。それで
リン酸はいいとして、カリウムがマグネシウムを抑制してしまうらしいので、タキイのサイトで症状を見てみるとイマイチ合致していないように思えます。が、トマト マグネシウム欠乏で画像検索してみると上の画像に近いのがちらほら出てきます。これでおそらく確定なのではないかと思います。
トマトに9号はあまり添加しないんでしょうけど、ひょっとしたら房の先の方についた実までがっちり肥大するのかも?なんて事を妄想したわけです。
ちなみに9号は200mgを2リットルの濃縮液にしてそれを20リットルの水に10〜20ミリリットル入れていました。

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トマト壁
「今年は冷夏」という予報をまんまと信じて、何も暑さ対策をしなかったおかげでここひと月ほど収穫ができないという事態に陥ったフルティカですが、再びなりだした実がようやく赤くなりつつあります。
例年通りの酷暑だったならば、ジョイフル本田で切り売りしていた遮光ネットのクールホワイトやミスト散霧のホースを設置しようかと思っていたのですが、夏場は仕事も忙しくついつい予報を都合の良いように真に受けてしまったわけです。
もうこうなったらギリギリまでこの樹で粘り、収量を確保する所存です。脇芽も完全放任で霜が降りても極力軒下へ誘引して、なった実は収穫に繋げたいです。
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